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Kobe Studio Seminar for Studies from Trials

本セミナーは,Kobe Studio Seminar本来の目的に立ち返り,多様な議論の場を提供することに主眼を置いた,Kobe Studio Seminar for Studiesの特別サブシリーズです。

この特別サブシリーズでは,議論の対象(トピック)の学術的な発展性や重要性よりも,専門分野を超えての「多様な議論そのものを行う場」を確保することにより重きをおきます。これまでもKobe Studio Seminarでは多様な議論を育むための様々な試みを行ってきました。直近では,トピックに対する議論を深める試みとして,いくつかの特別シリーズを実施してきましたが,一方で,過去の知見を改めて議論したいという要望や,KSSのモデレータや外部コーディネータの日常の関心事項を議論したいという要望,必ずしも学術的な(あるいは数理的な)発展が見込めるとは限らない対象を取り上げたいという要望も頂いていました。本シリーズでは,議論の対象にこだわらず「多様な議論そのもの」の発展性を追い求めてみたいと考え,トピック自体は様々な実験的な取り組みから既に過去に議論したものまで幅広く対象として,開催を検討していきます。

今後の予定と過去のトピックについて

今後の予定

日時:
2022/11/17 17:00-19:00
会場:
ポリゴン・ピクチュアズ会議室
タイトル:
12月3日会合への事前会合
モデレータ:
山森徹(株式会社ポリゴン・ピクチュアズ),武本和久(本田技研工業),桐生裕介(スタジオフォンズ)
概要:

映像制作スタジオ主導の会合として長年開催して来たA Film Production Technique Seminar (FPTS)の様子を振り返るにあたって,事前に業種上の違いやそれを支える仕組みの違いをモデレータを中心にディスカッションしておきたいと考えております。特には,異業種間での人材流動性も高まる昨今においての,社内スタッフへの教育体制の違いや,同業種内での情報共有のあり方の違いや変遷などを特集し,12月3日会合への事前ディスカッションとして参加者の皆さんとじっくりお話ししたいと思います。

日時:
2022/11/17 19:30-22:00 (20:30)
会場:
ポリゴン・ピクチュアズ会議室
タイトル:
「映像制作のリファレンス内製化の視点での街や建築」から考えた事柄
モデレータ:
小林翔平・吉川直樹・坂口美優・山森徹(株式会社ポリゴン・ピクチュアズ)
概要:

2022年10月2日に開催された会合では,建築においての意匠・構造・設計・設備などの視点においての様々な観点でのディスカッションが展開されました。映像制作スタジオとして建築物を映像化する際には,検討外れの憶測を含む傾向に至ってしまう可能性もあるかと認識した上で,少しでも映像化対象に対し理解を深めたい,映像制作観点で気付いた事柄を整理し今後の更なる理解へ繋げたい,そのような想いで会合に臨んでおりました。そこでは,映像制作において制作リファレンスとして活用可能な情報の現時点での限界を認識しつつの学習意欲という側面があり,当日以降も若手スタッフ中心にて議論を繰り返し,当日得られた知見を一度まとめてみることとしました。本会合では,これらの考えを専門家及び当日の参加者向けに共有させて頂き,異分野・異業種の知見を社内でリファレンス化していく際の課題に関して話し合いたいと思います。

備考:
日時:
2022/12/03 13:00-15:30 (2022/11/30 18:00-20:00)
会場:
オンライン開催
タイトル:
FPTS会合を振り返って
モデレータ:
山森徹(株式会社ポリゴン・ピクチュアズ),桐生裕介(スタジオフォンズ)
概要:

A Film Production Technique Seminar (FPTS) として様々な会合を開催しつつ,分野外・業種外から見て関心を持って頂ける内容を中心に,KSS内でも様々な会合を開催して参りました。そこで特集して来た話題の中心では,新型コロナウイルス拡大防止に伴うリモートワーク推進へと繋がるITインフラやワークフロー,コミュニケーション面の課題を取り上げて参りましたが,2022年に今一度これらの話題を特集し,FPTS会合を開催することとしました。本セッションでは,2022年10月01日に開催される予定のFPTS会合の様子を踏まえ,分野や業種を横断した課題と思われる事柄を取りまとめ,一連の会合開催や活動を通して得られた見解を,お話ししたいと思います。

備考:

概要は,2022年4月4日付けです(FPTS会合実施前)。

日時:
2022/12/03 16:00-17:30
会場:
オンライン開催
タイトル:
「設計の意図」の可視化と「制作フロー」の可視化の対比から
モデレータ:
武本和久(本田技研工業)
概要:

セッション「FPTS会合を振り返って」を通して,「制作フロー」やそれを支えるパイプラインの設計そのものの見直しを含む,多くの話題が紹介されることとなっていると伺っております。業種が異なれば,業務を支える仕組みそのものの方針や設計も大きく異なる傾向にありますが,本セッションではこれらの違いを参加者の皆さんとお話しし,業種間で共通しつつある課題や業種特有の展開の可能性の模索を行いたいと思います。

備考:

概要は,2022年9月1日付けです(FPTS会合実施前)。

過去のトピック

日時:
2022/10/02 10:30-15:30
会場:
東京駅周辺を中心に散策しつつディスカッションを行う予定です
タイトル:
映像制作のリファレンス内製化の視点での街や建築
モデレータ:
幕内真也(株式会社大林組),桐生裕介(スタジオフォンズ)
概要:

10月1日に企画されているFPTSでは,映像制作などの過程で重要となる制作リファレンスに焦点を当てたディスカッションが予定されております。建築物の視覚的な特徴を考察し映像化する際,制作リファレンスはその考察のきっかけを担うものとして重要となりますが,分野外の立場から見る以上,見当はずれの憶測を含む傾向に至ってしまう可能性もあるかと思われます。本セッションでは,東京駅周辺を中心に散策を行いつつ,ディスカッションを行いながら,視覚的な情報だけでは得られにくい情報について皆様と一緒に考察して参りたいと思います。

備考:
日時:
2022/06/26 13:30-15:00
会場:
オンライン開催
タイトル:
香川セミナーとともに
モデレータ:
内藤浩忠(元香川大学),高橋宏明(香川高専高松)
概要:

1993年から「香川セミナー」という講演会を続けてきた。現在コロナのため休会中であるがいずれ再開できればと思っている。今回は,セミナーの内容には,なるべく触れないで,運営や講演者探しの裏話を思い出しながら話そうと思う(記憶もあやしいので正確さはあまり期待できないが,その辺はご寛容を乞う次第である)。

備考:
参考文献: https://kagawa-u.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_snippet&index_id=1086&pn=1&count=20&order=1&lang=japanese&page_id=13&block_id=21
日時:
2022/03/27 14:00-15:00
会場:
オンライン開催
タイトル:
現代的視点から見た久留米絣と,そこでの挑戦
モデレータ:
下川強臓(下川織物)
概要:

伝統的な手法へのより良い理解を目指しつつも,現代的視点でもって改善を考えていくことは日常的なことと言えます。ICTの普及により,国内外でのアーティストとのコラボレーションや学術機関・研究機関との対話が行い易くなった現代では,弊社としても,過去の枠組みを超えた挑戦を推進し易くなって来たと言えます。本セッションでは,弊社における最近の挑戦をご紹介し,織機そのものへの課題や職人育成の観点で感じている事柄などに触れつつ,参加者の皆さんとお話ししたいと思います。

日時:
2022/03/27 15:00-17:00
会場:
オンライン開催
タイトル:
生地開発,織機改善,職人技術の継承などに関して
モデレータ:
KSS Projects for Communication世話人
概要:

前セッションを振り返りつつ,技術上の課題や人材育成に関する課題など,ざっくばらんに参加者の皆様とお話ししたいと思います。

日時:
2021/11/17 18:00-18:30
会場:
オンライン開催
タイトル:
映像制作においての制作用リファレンス
モデレータ:
山森徹(株式会社ポリゴン・ピクチュアズ),桐生裕介(スタジオフォンズ)
概要:

旧来,スタジオには美術書や技術書を含む多くの図書や資料が配備されて制作に役立てられて来ました。自社で描いた,制作したデータはデジタル化され,社内サーバー内で格納する事となっておりますが,市販の書籍やインターネット上の画像は著作権含め様々な権利関係を考慮すると,多くの場合サーバー内への保管が難しいこととなります。しかし,2020年以降,新型コロナウイルス拡散防止の上での急速なテレワーク推進の中,社内に配備された美術書や技術書はリモート下では参照出来ないものとして制作が進むこととなりました。そのため,今後の継続的なオンライン・オフライン双方の利用を前提とした制作体制を構築する上では,多人数での参照利用が可能な,リファレンスの内製化とその管理が重要となります。本セッションでは,模索している現段階での,苦労や課題に関して共有させて頂き,そこに加えて,社内教育においての教材面の課題や,制作を円滑に進めるリファレンスへの課題に関して,参加者の皆さんにお話ししたいと思います。

日時:
2021/11/17 18:30-20:00
会場:
オンライン開催
タイトル:
映像制作や数学研究の双方から見たFPTS-kitchen (2)
モデレータ:
山森徹(株式会社ポリゴン・ピクチュアズ),平澤美可三(名古屋工業大学),桐生裕介(スタジオフォンズ)
概要:

前回に引き続き,映像制作上でのFPTS-kitchenのユースケースや展望などをお話ししつつ,数学研究と映像制作双方から見たFPTS-kitchenに関して,ざっくばらんにお話ししたいと思います。

日時:
2021/08/24 18:00-20:00
会場:
オンライン開催
タイトル:
映像制作や数学研究の双方から見たFPTS-kitchen
モデレータ:
山森徹(株式会社ポリゴン・ピクチュアズ),平澤美可三(名古屋工業大学),桐生裕介(スタジオフォンズ)
概要:

映像制作上でのFPTS-kitchenのユースケースや展望などをお話ししつつ,数学研究と映像制作双方から見たFPTS-kitchenに関して,ざっくばらんにお話ししたいと思います。

日時:
2021/07/24 14:00-16:00 (-17:00,延長時)
会場:
オンライン開催
タイトル:
リモート推進や図面共有に関する実感など
モデレータ:
幕内真也(株式会社大林組)
概要:

報道で多くの情報が公開されていますが,BIMの観点でのリモート化推進の実感を踏まえ,参加者の皆さんと,様々な業界でのリモート化の状況について話したいと思います。

日時:
2021/07/24 16:20-17:20
会場:
オンライン開催
タイトル:
映像制作から見たBuilding Information Modeling
モデレータ:
幕内真也(株式会社大林組),KSS Projects for Communication世話人
概要:

過去のKSSにおいてのBIMシリーズを通して,映像制作を支えるITインフラの観点で気になる事柄が数多く参加者間で話し合われました。本セッションでは,過去のBIMシリーズを振り返りつつ,そこで浮上した「BIMモデルを用いた近隣住民への配慮や説明を行えるプラットフォーム案への模索」というテーマについて,今一度参加者の皆さんと振り返りたいと思います。

当日の様子から:

半導体など様々な分野の研究開発者やエンジニア,大学教員,研究員などの参加者を交えて,リモート化推進で進んだBIM活用の視点で「BIMモデルを用いた近隣住民への配慮や説明を行えるプラットフォーム」について再考しました。基本的には過去会合の記録と同様の見解となりましたが,新たに参加された方々の意見もお伺い出来,この問題が技術的側面以外の課題を多く孕んでいる事が浮彫りになり,より多角的な問題に対する議論が必要だと確信しました。

備考:
日時:
2021/07/24 17:20-17:50
会場:
オンライン開催
タイトル:
映像制作視点から見た,料理のレシピとそのデータ
講演者:
桐生裕介(スタジオフォンズ)
概要:

最初に,大半の制作をデジタルデータで進める弊社の映像制作においての,タッチやフィーリングの再利用可能なアセット生成とそのハイブリダイゼーションについて簡単に解説します。次に,我々の関心として,萌芽的だが試みが予告されることの多い,料理のレシピとそのフィーリングのデータ化への関心をお話しします。最後に,弊社においてのパン作りへのトライアルを紹介し,そこで映像制作特有のプロシージャルなアプローチの展開や,その実施から見えた感触,今後の豊富としての弊社の研究開発においての料理への関心と,開発上の展望に関してお話ししたいと思います。